●カフェカーテンの生産地
◆価格なら中国、インド製、品質は日本製、こだわり、アート感覚ならトルコ、ヨーロッパ製◆
<カフェカーテンの大半は中国、インド製>
日本で流通しているカフェカーテンはほとんどといっていいぐらい中国製です。最近は品質も良く、価格帯も安いものから結構高級なものまで品揃えも豊富。ニトリ、しまむらや300円ショップのように大量販売店は圧倒的に安価なものが主流です。百貨店、レース専門店では手の込んだ高級中国製カフェカーテンがメインで国産品やヨーロッパのカフェカーテンは少ししか見かけません。ただ中国製のものは大量生産、現地縫製で、徹底したコスト管理によって輸入されているために、ほとんどが既成品でサイズの幅が少なく、多様な窓の寸法に対応しておりません。
<品質のいい国産カフェカーテン>
国産品は中国からの輸入品に駆逐されて見る影もありませんが品質管理はよく、当店のように生地を長いロール(反物)の状態で在庫して、注文があればその都度カットして両端加工を出荷するスタイルが多いところでは多少高くても助かります。品質にはキズとか不良以外に、生地のタッチ、手触り、しなやかさ、艶とか言葉で表現できない部分があって、その領域ではいくつかピタッとくるものが日本製のカフェカーテンにはあります
<デザインならトルコ、ヨーロッパ製カフェカーテン>
今となっては、「売れても売れなくてもいいから」なんていう言葉から始まるフレーズは、私はプロではありませんと宣誓しているようなものになってしまいました。いいものを作ったり、伝統があっても、時代についていけなければそれまでで、カーテンの世界は特に主導権が商売上手にとって変わったような気がします。そんな中でヨーロッパのメーカーのものはなんかマイペースで我が道をいくようなところがあって親近感を感じます。あまり数量は期待できないかもしれませんが、ゼロにはしたくない輸入国です。